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シーサーはもともと中国から伝わったものですが、沖縄では「風水」の考えと結びついて、家の「守り神」「魔除け」「幸運招き」として作られ使われる様になったと言われています。特に沖縄では屋根の上に置かれ、災いは屋根からやって来るという考えから生まれました。現在沖縄では,暴雨風雨に耐えうる鉄筋コンクリート等、強化材質を使った近代建築が進み、屋根に置かれている風景を見ることが少なくなってきました。しかし最近では屋根以外に玄関や門柱に置かれるようになって来ています。
今、なぜか本土でも沖縄ブームもあって、シーサー作りが各所で盛んに行われる様になりました。けっして沖縄独自そのものの真似をせず、創造性を高めた個人の感性から制作することが一番大切なことだと考えています。
陶芸を通じて、シーサーを作ることの歓びや楽しさを味わい、自分で作ったシーサーを門や玄関等に魔除けとして置いてみてはいかがでしょうか? |